
ほっとしたのもつかの間・・・妊娠線が出来ていて、ショックを隠し切れません。
妊娠線を消す方法ってあるのでしょうか?縦にいがいがした線がたくさん入っていて、でこぼこしていますし、
赤みがあり、見るに堪えないです。
一応、妊娠線予防のクリームを塗っていたのですが、なぜでしょうか。
効果が期待できるケア用品、レーザー治療など教えてください。
おすすめの皮膚科や美容整形外科、エステなどなど、
お腹にできたでこぼこを解消し、妊娠前の何もなかった肌に戻す方法が知りたいです。
実際に、妊娠線が出来てしまったけれども、
きれいに消すことができた!という成功体験のある方からのアドバイス、
お待ちしております!少しでも、この妊娠線が消えたら、嬉しいです。
どうぞ、よろしくお願いします
■できてしまった妊娠線への対処法
ちゃんとケアしていたつもりでも妊娠後期にぱっと妊娠線ができてしまうことがあります。
現段階では妊娠線を完璧に防ぐ方法は見つかっておらず、頑張って予防しても
妊娠線ができてしまう人がいる状況です。
妊娠線ができてしまったらもう何もできないのではありません。
できてしまった妊娠線もケアすることでできる限り薄く目立たなくすることができます。
ここでは自宅でできるセルフケアから美容外科で行われる最新の治療まで
できてしまった妊娠線への対処法をご紹介します。
■気軽に始められる妊娠線ケア
まずは自宅でできるケアについてです。
妊娠線予防として保湿はとても大切ですが、できてしまった妊娠線にも保湿は重要です。
具体的な方法としては、まずは適当な保湿剤(クリーム、オイル、ローションなど)を用意します。
使用する保湿剤は好きなもので構いませんが、オイルは油分のみをローションは水分のみを
補うことになるので水分と油分を両方補うことができるクリームが一番いいです。
また、妊娠線専用のクリームだと肌の奥にまで浸透する成分であったり、
顔用の高級美容成分が配合されていたり、と高い効果が期待できるでしょう。
真皮にも作用する注目の成分「シラノール誘導体」を配合しているベルタ妊娠線クリームを使い、
1年かかると言われていた妊娠線が7ヶ月で良くなったという方もいます。
クリームなどを用意したら後は1日2回を目安に塗るだけです。
塗った後にマッサージするとより効果的ですが、商品の中にはマッサージ不要のものもあります。
セルフケアは気軽に始められる一方で日々の積み重ねが重要になります。
良いクリームを使用してもたまにしか塗らないと効果は出にくいです。
■クリニック品質の妊娠線クリーム!
セルフケアが続かない方や一歩進んだケアを行いたいという方におすすめなのが
美容皮膚科や美容外科で取り扱っている医療用の妊娠線クリームです。
美容皮膚科にかかることになりますが、基本的にはクリームを自宅で塗るだけなので、
そこまで通院の負担はありません。
医師に診てもらうためセルフケアしているだけよりは続きやすいというメリットがあります。
また医療用ということで市販されているものよりも効果の高いものになっています。
シルダームは妊娠線予防・修復クリームで、妊娠線のくぼみ、色、長さを改善します。
治療は1日2回、2ヶ月を基本とします。
モニター調査では約1~2ヶ月で妊娠線に対する効果が実感できるようです。
1本で2ヶ月程度もち、1本は12000円です。
市販されている妊娠線予防クリームよりも高いですが、クリニック品質のため
高い効果が期待できます。
美容外科で手術等をするまでではないけど綺麗にしたいという方におすすめです。
■最新の機器を使って日帰りで治療!
肌にハリを取り戻すための治療としてレーザーなどが用いられていますが、
妊娠線に対してもレーザーなどは有効です。
妊娠線は真皮のコラーゲンなどが壊れている状態ですので、コラーゲンを修復したり、
コラーゲンを増やしたりということが必要になります。
レーザーによる治療は基本的には熱刺激を皮膚に与え、これによる修復を促すことで
肌を活性化させコラーゲンなどを増やすという治療になります。
レーザーを当てて効果が出てほしいのは真皮ですが、従来のレーザーは皮膚の上から
ビームを照射していたため表皮へのダメージが問題でした。
その後に登場したフラクショナルレーザーは細かいレーザービームを肌の上から
照射することで表皮へのダメージを軽減しましたが、それでも表皮へのダメージは多少あります。
表皮へのダメージがあると赤みが出たり、メイクができなかったりと
日常生活に支障がでてしまいます。
そして最近登場したのがイントラセルなどの機器です。
イントラセルは極細針を肌に刺し、その先端のみからラジオ波を照射します。
そうすることで狙った真皮にだけ熱刺激を与えることができ、表皮への熱ダメージはありません。
また、ラジオ波はレーザーよりも熱エネルギーが高いためより効果が期待できます。
さらに嬉しいのがイントラセルは一回受けると一定の効果が期待できます。
多くの施術は何回か繰り返さないと効果が実感できないのでこれはうれしいですね。
■難治例には美容外科的な治療も
妊娠線がとても深くできていたり、できている範囲が広い等でなかなか改善が難しい場合、
美容外科的な治療も選択肢になってきます。
一つ注意していただきたいのは、たとえ手術を行っても完全に綺麗になるのではなく、
今ある跡をぼかしたりすることによって目立たなくする治療であるということです。
手術するからといって完全に消えるわけではないのです。
美容外科での施術にはいろいろありますが、高須クリニックで行われている
「腹リダクション」という治療はおなかのたるみを取るのと同時に妊娠線も治療できます。
この治療では脂肪をたるんでいる皮膚ごと切除します。
その際に妊娠線などの傷あとがある皮膚を一緒に切除することができます。
しかし、切除後の縫合の跡は多少残ります。