特に気をつけて!妊娠線ができる時期はいつ頃が多い?

Q.png現在、38週目を迎えた妊婦です。
出産中に急にお腹が大きくなったり、胸やお尻が大きくなると、
妊娠線が出来ると聞きました。急激に体重が増加するタイミングは気を付けて!と
言われていましたが、具体的には妊娠線ができやすい時期はどのくらいなのでしょうか。38週迎えているので、お腹自体はかなり大きいです。
急な体重の増加はありましたが、おそらく妊娠しているのであれば、
普通な体重の増加という程度で、太ったというわけではありません。

今のところ、妊娠線を予防するクリームをお腹に塗るという対処しかしていませんが、
他に何か予防方法はありますか?

ご経験者の方や奥さんが出産を経験して詳しいよ!という方、
ぜひ色々と教えてください。
出産未経験者なので、友人にも出産を経験している子がいないので、
分からいことだらけで困っています。よろしくお願いいたします。

■妊娠線はいつできるのか

安定期以降の妊婦さんにとって心配なことの一つに妊娠線があると思います。
妊娠線はおなかが大きくなり皮膚が伸ばされることによってできる線状の跡です。

妊娠線は皮膚の中でも真皮のダメージによるもので、手術跡などと同じく瘢痕です。
一度できた瘢痕は薄くすることはできますが、完全に元通りに治すことはできません。

妊婦さんの半数以上に妊娠線ができると言われており、決して他人事ではありません。
ではそんな厄介な妊娠線はいつごろできるのでしょうか。

妊娠線ができた方を対象としたある調査によると、
80%の人が妊娠後期(8~10ヶ月)に、18%が妊娠中期(5~7ヶ月)に、
2%の人が妊娠初期(~5ヶ月)に妊娠線ができたと回答しています。

妊婦さんというと大きいお腹というイメージがありますが、お腹が目立ちだすのは
妊娠中期以降で、赤ちゃんがもっとも成長するのは妊娠後期です。

生まれてくる頃には3000g前後の重さがある赤ちゃんでも、
妊娠27週(妊娠7ヶ月)では体重はまだ1000gほどしかありません。

その後急速にどんどん成長していき、3週ごとに約500gずつ成長します。
そして、39週(10ヶ月)で約3000gとなり生まれてきます。

赤ちゃんが大きく成長する時期と妊娠線ができやすい時期はだいたい一致しており、
おなかが大きくなり皮膚ががんばって伸びようとして妊娠線ができるということになります。

■妊娠線の予防法

医学はどんどん進んできていますが、まだ妊娠線の完全な予防法はみつかっていません。
医師の中には妊娠線ができるかどうかは遺伝もあり、自分の母親に妊娠線がある人は
その人自身も体質的に妊娠線ができやすいのではという人もいます。

ですが乾燥していると妊娠線ができやすいこと、おなかが大きくなると皮膚も引っ張られ
妊娠線ができやすいということが言われています。

そのため、妊娠中の妊娠線予防では乾燥を防ぐこと、太りすぎないことが基本的な方法です。

<乾燥対策>

妊娠線予防クリームなどがいくつも市販されています。
口コミなどを参考に好みに合わせて選んでください。

妊娠中はホルモンなどの影響により肌が乾燥しやすいです。
クリームは乾燥防止にはなりますが、クリームを塗る前に化粧水などで
水分補給をさせてあげるとより効果的です。

クリームの他に妊娠線などに効果が高いとされるオイルも出ています。
クリームでもオイルでもとにかく保湿することが重要です。

<体重管理>

最近は妊婦さんといえどあまり体重を増やしてはいけないと言われます。
体重が増えると妊娠高血圧、妊娠糖尿病などのリスクになるほか、
おなかが大きくなってしまうため、妊娠線もできやすくなります。

過激なダイエットはもちろん禁物ですが、10kg以上体重を増やさないようにしましょう。

また、双子を妊娠されている場合や小柄な妊婦さんではどうしてもおなかが
大きくなってしまいます。
そのような場合、頑張ってもどうしようもないこともあるようです。

その他にも、ビタミンCを摂取するとコラーゲンの生成が増えますので
積極的に摂るようにしましょう。

■頑張っていても妊娠線ができてしまう理由

早いうちから妊娠線予防を頑張っていても妊娠線ができてしまった・・・
という方は意外といらっしゃいます。

その理由として多いものをご紹介します。

・大きくなったおなかに隠れて見えなかった

よくあるケースです。

妊娠後期になりおなかが大きくなるとおなかの下が見えにくくなります。
本人はちゃんとケアしていたつもりでも見えないところのケアが不十分になり、
出産後に妊娠線に気がついたり、ご主人に言われて気がついたりするようです。

・妊娠後期に急激におなかが大きくなった

こちらもよくあるケースです。
妊娠後期までは妊娠線ができずに安心していても、出産前に急激に赤ちゃんが成長し、
皮膚が耐えられず妊娠線ができてしまいます。

急激に皮膚が伸ばされるとこれまできちんとケアされてきた方でも
妊娠線ができてしまうことがあります。
赤ちゃんの成長は完全に予測できませんから不可抗力といえるでしょう。

他にも、
・双子の場合、小柄な妊婦さんの場合
・皮膚が伸びにくい体質であった場合
などがあります。

■妊娠線ができてしまったら

妊娠線ができてしまってもこつこつとケアすれば目立たなくすることができます。

できてしまった妊娠線に対しても保湿が有効です。
妊娠線予防に使用していたものがそのまま使えます。

また、妊娠線はできたばかりのころは赤紫色をしていますが、時間が経つにつれて
肌の色に近い自然な色になり、自然と目立ちにくくなります。
なので、妊娠線を発見したときよりは確実にマシになります。

掻いたらだめ?妊娠線が痒いのはなぜか

Q.png私は今臨月で、来月主産予定です。
妊娠線が出来ていて痒いのですが、かくと酷い痕が残ると聞いたことがあるので、
かくのを我慢しています。出産後、妊娠線の痒みは治まるものなのでしょうか。
それとも、妊娠線がある限り続くのでしょうか。

妊娠線は「コルチコ・ステロイド」というホルモンが原因となるそうです。
このコルチコ・ステロイドは、弾性線維を作る細胞「繊維芽細胞」の
増殖を抑える働きを持っているので、皮膚が薄く硬くなって敏感な肌になるそうです。

子どもを産むと、コルチコ・ステロイドの分泌は少なくなるのでしょうか。
もし、妊娠線がある間はずっと痒いのであれば、対処法を知りたいです。

初めての出産で、何もわかりません・・・。
今は掻かずに耐えてますが、いつまで続くのか気になったので、
ご経験のある方、ぜひ教えてください。

■妊娠中にお腹がかゆくなる原因

妊娠線のあたりがかゆいけど掻いたら跡が残りそうでどうしよう・・・
という悩みをお持ちの妊婦さんもいらっしゃると思います。

実際、妊婦さんのうち一定の割合でかゆみを訴えられる方がいらっしゃいます。
場合によっては重症な病気が潜んでいることもありますが、ここでは妊娠中に
かゆみをもたらすことが多いものについてご紹介します。

妊娠中に皮膚にかゆみをもたらすものとして一般的なのは以下の3つです。

・妊娠性皮膚掻痒症(そうようしょう)
・妊娠性痒疹(ようしん)
・PUPPP

それぞれについてみていきましょう。

■妊娠性皮膚掻痒症(にんしんせいひふそうようしょう)

妊娠性皮膚掻痒症は妊婦さんの約2-3%にみられます。
妊娠中期から後期に多いです。

他の2つと違うのは、湿疹などかゆみの原因になりそうなものが特にないにもかかわらず
かゆみがあるということです。

原因はホルモンバランスの変化による乾燥だと言われています。
妊娠中はエストロゲンなどの女性ホルモンの分泌が増え、相対的に男性ホルモンが減ります。

男性ホルモンには乾燥を防ぐ役割がありますから、妊娠中は乾燥しやすくなり、
乾燥によりかゆみが発生します。

かゆみが我慢できるのであれば特に妊娠性皮膚掻痒症の治療は必要ありません。
また、乾燥が原因なので保湿をすることが効果的です。

妊娠性皮膚掻痒症は分娩後には速やかに改善する場合がほとんどですが、
かきむしってしまうとそれにより湿疹、色素沈着ができてしまうこともあります。

かゆみが我慢できなくて辛い場合は、主治医に相談しましょう。
かゆみを抑える塗り薬などを処方してもらえるはずです。

■妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)、PUPPP

妊娠性痒疹は妊娠初期から中期に多く、比較的早くから症状が出ます。
第2子以降の妊娠でみられることが多いようです。
頻度は1%くらいです。

下肢を中心に丘疹や紅斑が出て、だんだん上まで広がっていきます。
かゆみはとても強いです。

また、妊娠後期に腹部を中心に紅斑が出る場合もあり、こちらはPUPPPと呼ばれています。
こちらは初産婦で多いです。

妊娠性痒疹、PUPPPのどちらも詳しい原因はわかっていません。
分娩後に軽快することが多いといわれています。

治療は対症療法が中心となりますが、かゆみに効く抗ヒスタミン薬の飲み薬は
胎児への影響を考えてあまり積極的には行われません。
主にステロイドなどの塗り薬で治療することが多いです。

特に重症の場合を除いて母体および胎児に影響はありません。
かくと余計広がってしまいますので我慢せずに病院にいきましょう。

■妊娠線とかゆみの関係

これまで説明した3つの病気は妊娠線に限らずお腹や全身がかゆくなるものです。
ではなぜ妊娠線はかゆいのでしょうか?

妊娠線と妊娠によるかゆみに共通するのは乾燥です。
かゆみがでてきた後に妊娠線ができたという方も多いです。

乾燥している場所はかゆみも出やすく、また妊娠線もできやすいため、
妊娠線ができたところはかゆくなってしまいます。

■産後も妊娠線がかゆい・・・

多くの場合、妊娠によるかゆみは分娩後数日で改善されると言われています。
妊娠中にたくさんのホルモンを出していた胎盤が排出され、ホルモンバランスが
一気に妊娠前の状態に近づきます。

しかし、一部の方では産後も妊娠線のかゆみが治らないという方もいらっしゃいます。
それはどうしてでしょうか?

妊娠中はホルモンバランスの変化により乾燥が生じ、かゆみが発生していました。
産後もかゆみが出るのはホルモンバランスではなく傷跡のかゆみのせいが考えられます。

手術したことのある方ならお分かりいただけると思いますが、
縫った傷跡が時々かゆくなることがあります。

妊娠線も手術跡と同じように真皮が傷つき、跡になっています。
産後も続く妊娠線のかゆみはこうした傷跡によるかゆみだと考えられます。

■妊娠線はかくとひどくなる?

現在妊娠されている方は特に悩んでいるかもしれませんが、
妊娠線はかいてしまうと悪化してしまうものなのでしょうか?

妊娠線は急激に皮膚が伸ばされることによって真皮にダメージが生じてできます。
血が出るほど強くかきむしるなら話は別ですが、少しかいたくらいでは
真皮までダメージは生じないでしょう。

しかし思うままにかき続けると、かいたことによって皮膚に湿疹やぶつぶつなどができ、
ひどくなると色素沈着ができてしまいます。

こうしたものは既にある妊娠線を悪化させてみせます。
つまり妊娠線をかくと妊娠線そのものを増やす作用はあまりないと考えられますが、
妊娠線の周りに湿疹や色素沈着ができると妊娠線が目立ってしまいます。

このため妊娠線が増える、かくと跡が残ると言われているのでしょう。
いずれにせよできるだけ肌をきれいに保つためにはかかずに医師に相談して
塗り薬をもらうなどの対策を行うのがいいでしょう。

早めのケアが重要!妊娠線ができてしまったらどうする?

Q.pngみなさん、妊娠線ってどのように対処していますか?

妊娠線が思いっきりお腹と太ももなどに出てしまったのですが、
どうすればよいのでしょうか。
太ももは普段自分では見えないので、あまり感じないのですが、
お腹などは、お風呂に入るときや着替えをするときにも毎回目に入り、
ひどすぎて見るのも嫌になります。

妊娠中にはクリームを塗ったりして、予防していたつもりなのですが、
大きくなったお腹で見えない所に潜んでいたようです。
妊娠線はできてしまったらなかなか消えないのは分かっているのですが、
できてしまった妊娠線を少しでもなんとかする方法ってないでしょうか?

出産をご経験されている方で、「妊娠線が出来てしまい、こんな事をして薄くなった!」、
「こんな方法で目立たなくなった!」という経験ございますか?
また、それはどれくらいで妊娠線がうすくなったのか教えてください!

■妊娠線とそのできる仕組み

妊娠線とは妊娠中や産後にできる(発見される)赤紫色の線状の瘢痕のことです。
医学的には皮膚線条と呼ばれます。

妊娠線は皮膚が急激かつ過剰に伸ばされることによってできます。
妊娠中期以降、急激にお腹が大きくなり、おなかの皮膚は伸ばされることが原因です。

皮膚は表皮・真皮・皮下組織からなり、肌の表面にある表皮は比較的伸びやすいですが、
その下にある真皮は伸びにくく、急激な進展に耐えられずにコラーゲン線維が
切れてしまうことがあり、これにより妊娠線ができます。

妊娠線は妊娠中では下にある毛細血管が透けることで赤紫色をしていますが、
出産後はだんだん白色になり目立ちにくくなります。

■妊娠線ができるのはどんな人?

多くの妊婦さんの悩みの種である妊娠線。
女性にとって身体に跡ができるかもしれないというのはやはり気になってしまいますよね。

妊娠して妊娠線ができる確率は実に50-80%と言われています。
つまり、出産をした方の半数以上は程度の差はあれ妊娠線があるということになります。

最近では妊娠線を予防するために早期からクリームなどでケアを始める人が増えています。
年配の方の中には昔はそんなクリームはなかったけど線なんてないという方も
いらっしゃるかもしれません。

確かに最近でも、妊娠中に全くケアをしなかったけれども妊娠線はできませんでした、
といううらやましい方も一定数存在します。

その一方で、早くからケアをしていたのにしっかり妊娠線ができてしまった・・・
という方も少なからずいらっしゃいます。

どうしてこういうことが起きるのでしょうか?
実は妊娠線にはできやすい条件というものが存在します。

・急激に太るもしくは妊娠による体重増加が大きい人
しっかりケアしてきた人でも妊娠末期の急激な体重増加でびりびりと音が出るように
妊娠線ができてしまった・・・という人は意外と多いです。

急激に体重が増えると皮膚も急に伸ばされ妊娠線はできやすくなります。

・乾燥肌の人
乾燥していると跡が残りやすくなります。

・皮膚が伸びにくい人
自分の肌が伸びやすいかどうかはわかりにくいかもしれませんが、あごの下の皮膚を
引っ張ってみてよく伸びる人は妊娠線ができにくいと言われています。

また、この他にも妊娠中はホルモンの影響でコラーゲンの生成が抑えられできやすくなる
ということもあるようです。

■妊娠線は治らない?

妊婦さんの半数以上にできてしまう妊娠線ですが一度できてしまうと完全には
治らないという恐ろしいことが言われています。

妊娠線が完全には消えないと言われているのはどうしてなのでしょうか?

先ほど妊娠線は皮膚のうち真皮にあるコラーゲン線維が切れてしまうためにできると
いうことを紹介しました。

実は真皮というのは再生がほとんど行われない場所であり、真皮にダメージが生じて
できた傷というのは跡が完全には消えません。
手術の跡が少しへこんだままいつまでも治らないのと同じです。

最近ではレーザーなどを使って妊娠線を薄くすることができるようになっているようですが
跡を目立たなくすることはできても完全に消すことは難しいようです。

■できてしまった妊娠線を薄くするには

現段階では一度できてしまった妊娠線を完全に治すことはできませんが、
毎日のお手入れで薄くすることは十分できます。

できてしまった妊娠線に対するケアは早く始めるほど効果が出やすいので
発見したらすぐに始めるようにしましょう。

お手入れの基本は保湿とマッサージです。
保湿には妊娠線予防クリームがたくさん出ていますのでご自分に合ったものを使ってください。

お風呂あがりに毎日クリームを塗り、気になる部分を揉んだり、軽く叩いたりしましょう。
クリームには乾燥防止効果が、マッサージには血行促進効果があります。

一回のお手入れにかける時間は数分で十分ですが、毎日続けることが重要です。
即効性はありませんが、少しずつ薄くなっていくようです。

■使用したクリーム別の体験談

ここでは実際に使用したクリーム別の体験談をご紹介します。

<プラジェントラ>
ヒトオリゴペプチド配合のクリームで肌の再生能力を高める効果があります。

・使い始めて1ヶ月以内で効果があり、2ヶ月でかなり目立たなくなった
・2本目でお腹にできた妊娠線は薄くなり、太ももにできたものはほぼわからなくなった

<バイオイル>
こちらはクリームではなくオイルですが、保湿効果が高く、妊娠線だけに限らず
多くの傷跡に効果があります。

・目に見える効果は1年くらいでやっと出てきたが、確実に薄くなっている
・妊娠線は一度できると消えないと言われているため気休めに使っていたが、
腰の妊娠線がほぼわからないまでに薄くなった

同じケアをしても体質によって効果が現れる時期や効果の程度は異なります。
この他にもいろいろな商品が出ていますので、ご友人からの口コミなども参考にして
選んでみてください。